「逸失利益（いっしつりえき）」とは、後遺障害を負うことによって本来健常なままであれば得られたであろう収益などの利益のこと。

例えば、交通事故前はバリバリ働いていた営業マンが、交通事故によって足に後遺障害（後遺症）を負った場合、足の後遺障害（後遺症）のために以前と同じように営業マンとして仕事をして収入を得ることが難しくなってしまう。将来にわたって稼げるはずの収入が後遺障害（後遺症）によって期待できなくなるので、それを補償しようとするのが逸失利益である。