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【北海道】 交通事故に強い被害者側専門の弁護士
弁護士法人サリュは、交通事故被害者側専門の弁護士法人として北海道や東北のお客様からも沢山の交通事故のお問い合わせをいただいております。
交通事故の被害にあって納得がいかないことに遭遇していませんか。サリュは交通事故被害者を追い込む理不尽な常識を許しません。交通事故被害者の方に少しでもお役に立てるよう、こだわりの無料相談を実施中です。どうぞお気軽にご相談ください。
北海道の2019年都道府県別事故死者数
北海道の2019年の交通事故死者数は152人で全国ワースト3位です。人口も2020年4月現在の都道府県別ランキングで8位ですのでそれなりに多く、事故数が多くなってしてしまうのはしかたのないことではありますが人口10万人当たりの死者数が2.88人で、全国が2.54人であることからすると人口に比して少し多めです。
北海道の道は、広くてまっすぐなところが沢山ある
北海道は広大な面積によって人口密度が日本では一番低いのが特徴で、そうであれば事故は起きにくそうですが、この広大で、まっすぐな道路ではスピードを出しやすく、速度超過をして走る車が少なくありません。北海道には、道東・斜里町「天に続く道」、上富良野町「ジェットコースターの路」など、日本とは思えないほど、美しく広くまっすぐな道が沢山あります。安全運転であればこれほど気持ちの良い道も北海道以外の日本ではなかなか出会えないでしょう。
スピードと死亡事故の関係
平成30年の死亡事故についての警視庁の資料に、平成15年から平成30年までの危険認知速度40km/h超えの人身事故件数と死亡事故件数の推移をまとめたグラフがあります。これによると危険認知速度40km/h超えの人身事故件数と死亡事故件数の間には極めて強い相関がみられ、その相関係数は0.994となっています(1に近いほど正の方向に関係がある、相関があるとされます)。
事故発生件数自体は全国平均が8000件強であるのに対し北海道では9500件程度で、少し多めではありますが多い地域では30000件を超えますので、件数としては際立った多さは感じません。ただ、死亡数は、その30000件発生しているような大阪や東京などよりも多くなってします。
たとえば、全国の2019年における交通事故発生件数がおよそ38万1000件であり死者が3215人ですから、計算上では1件事故が起こると0.8%の確率で死者が一人発生するということになります。これが北海道では9595件の事故発生件数に対して152人の死者が発生しており、その確率はほぼ2倍、約1.6%になるのです。
北海道は、スピード超過による死亡事故が多い
実際に北海道で発生した死亡事故における危険認知速度の40km/h 超えの件数は66%に上り、全国の数値をまとめた52.6%を大きく超えています。危険認知速度とは、運転者が人や車など、相手の危険を認知した時点の走行速度をいいます。ブレーキを踏むなど、危険回避措置を講ずる直前のスピードということになります。
また、最高速度違反に起因する事故も北海道では多いのです。平成17年中の交通死亡事故のうち最高速度違反に起因する事故件数は全体の17%にのぼり、全国平均の9.9%を大きく上回りました
北海道は雪などで視界の悪いときも少なくありませんがスピードの出し過ぎによる事故が多く、そうすると事故が起こった時にひどい結果につながりやすくなります。